前回のブログでも書いたが、
「第3回 全統共通テスト模試」の成績表が、
先日返却された。
今回の成績表が返却されるずっと前に、
つまりは試験の翌日なのだが、
自己採点したRちゃんが若干の笑顔で、
私の目の前にやってきた。
「どうかした?」
「今回の国語(現代文)の点数なんですけどっ…」
「うん、それがどうしたの?」
「テストの一週間前から練習したんですよ!」
「ああ、問題演習ね」
「それで今回は『本来の点数』が取れました!」
「え、本来??」
このとき私の頭の中は混乱した。
「『本来』とはいつのテストのことなのか?」
記憶があやふやになりつつあるこの頃。(55歳)
なので、記録してある媒体で確認をした。
①2025年3月25日 国語47点。(中3の問題)
②2025年4月11日 予備校入学
時は流れて、
③2025年8月4日 国語100点。(中3の問題:満点)
※以後、高校1年生の国語の勉強を開始する。
①~③の確認を無事に完了。
で、直近の共通テスト模試の成績をチェックする。
国語(現代文:110点満点)
8月16日 第2回 全統共通テスト模試
現代文:100点[110点満点]
9月13日 第1回 ベネッセ・駿台共通テスト模試
現代文: 41点[110点満点]
10月25日 第3回 全統共通テスト模試
現代文: 88点[110点満点]
以上の内容を無事に確認できた。
よって、
Rちゃんの言う『本来の点数』とは、
8月16日の点数(100点)を指しており、
それが、9月13日の点数(41点)になったが、
10月25日の点数(88点)になったことで、
「それで今回は『本来の点数』が取れました!」
という発言になったと思われる。
以前に取れた100点が基準となって、
今回の88点は近似値(本来)というわけだ。
「『本来』とはいつのテストのことなのか?」
私は一瞬、
予備校入学前に実施した最初の試験(中3)のこと、
そのときに取った点数(47点)が、
『本来の点数』だと思って心配したが、
生徒側であるRちゃんからすると、
その記憶(47点)はもはや消えているようだった。
どうやら最初から国語(現代文)は得意らしい。
このとき、
「お父さんは若かった頃はモテていたんだよ」
という、ずいぶんと昔に聞いたことのある、
実の父親(現在90歳)のセリフが思い出されて、
(当時の私は「どうせ脳内補正だろ」と思ったが)
何かしら、なつかしい思いがした。


