中間(定期)テストの対策がまだ終わらない。
今週の金曜日までテストがあるからだ。
あと1校だけ…。
まあ1つでもあればそれに向けての対策は、
当然するわけなのだが、
ずっと「緊張」が続いている。
なぜ緊張するのか?
それはお子さんを預かっているからだ。
学習塾だから塾生の成績は上げないと、
いけない。
(現時点で)
いい成績の塾生は、
それを維持しなければいけない。
まあ、でも、それは当然のこと。
しかし、
一口に「成績を上げる」と言っても、
中身が伴わないと意味がない。
形だけの「成績アップ」では、
将来何の役にも立たないからだ。
毎回毎回、そう肝に銘じている。
(学校から)
テスト対策用のプリントが出ているので、
「それをやればできるから!」
というノリで勉強をする生徒が多数。
それが「定期テスト」というものだから、
ある意味ではしょうがない。
結局のところ、
ほとんどの学校の定期テストは、
「暗記大会」の様相を呈している。
だが、
それも決して無意味なことではない。
英数国社理のどの教科であっても、
「知識の暗記」
からすべては始まるから。
だがこの「定期テスト」というものは、
注意しておくべき点がある。
それは、
一週間前から本気で学習すれば、
(県立高校の普通科の生徒であれば)
そこそこ良い点数を取れるというところ。
これが諸刃(もろは)の剣なのだ。
ふだんそこまで勉強していなくても、
直前に配布されるプリントを暗記すれば、
何とかなる。(成功する)
だから、
生徒からすれば、
ふだんの地味な学習の継続を、
面倒に思っておろそかにする。
どうせ直前に頑張れば、
「何とかなるっしょ!(^_-)-☆」
というノリだ。
で、ふだんは何をするかというと、
部活動を優先し、
(自宅では)
スマホいじりを惰性でやり続ける。
そんな生活を繰り返していても、
定期テスト前に配られる対策プリントを、
必死にテスト前日までに暗記できれば、
(結局は)
何とかなってしまうという現実。
これは中学校のテストでは顕著であり、
高校の定期テストでもまあまあ通用する。
だから、
ふだんの生活の悪習慣を、
「やめらない、とまらない~♪」
というわけだ。
だけれども、
そのツケはすべてまわってくる。
必ず確実にまわってくる。
それも驚異的なパワーでやってくる。
(多くの生徒はほぼ抵抗できない)
では、
その恐ろしい「モノ」は、
いつまわってくるのか?
いつやって来るのか?
言うまでもないが……、
「大学受験」のときである。