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塾長の考え

塾長の考え(英語の質問)③

「全部終了しました」

「ならもう一度テストをするね」

「はい」

 

航空大予備校生のMくん(大卒)である。

 

4月7日スタートの日。

中学英語の学力チェックということで、

高校入試程度の問題を解いた。

 

結果は?

 

「53点」

 

「何でやねん!」

 

と突っ込みたかったが(笑)、

それが彼の実力。

 

そして「真の学力」。

 

真の学力とは「身についた学力」。

 

いつでも出力できる力。

 

中学3年生が解く「高校入試」とは、

 

①知識

②技能

③若干の思考力

④若干の判断力

⑤若干の表現力

 

この5つをチェックしている。

 

そこに制限時間が加わることで、

 

「情報処理能力」

 

という要素も加味されている。

 

 

この程度の問題ができなければ、

高校の学習内容の習得は不可能。

 

かつ、

 

何点取れて高校に進学したのかが、

その後の成績を決める。

 

そして、

進学できる大学も決まる。

(これは大げさな表現ではない!)

 

「勉強すればできる」

「頑張ればできる」

「やればできる」

 

その考え方で小学生と中学生を経験した。

 

多くの成功体験もした。

 

だから、

 

高校も同じ考え方で通用すると、

信じ込んでいる。

 

はたしてそうだろうか?

 

「やればできるじゃない!」

 

その経験はいつの時代なのか?

 

小学生のときか、

中学生のときか、

 

さらに言えば、

 

学校で定期的に行われる、

範囲が決まっている試験、

 

つまり、

 

中間テストや期末テスト、

学年末テスト。

 

そのときの体験ではないのか。

 

定期テストの性質(機能)は、

「確認テスト」であり、

 

「真の学力」を問う判定テストではない。

 

事前に配布されている「試験対策プリント」を、

一生懸命に暗記できたかどうか。

 

それを「確認」するテスト。

 

 

その結果でてきた成績表の数字である、

 

「学年順位」

 

はその生徒のまじめさと努力の多さ。

 

これを数値化したものである。

 

 

だから、

評価に値しないということではない。

 

当然ながら評価に値する。

 

 

しかし、

それと「真の学力」は別もの。

 

「真の学力」がついた生徒しか、

(まともなレベルの)大学には合格しない。

 

合格できない。

 

だから、

 

宮崎県下随一の普通科高校である、

某高校の生徒たちも、

 

膨大な数が浪人生となり、

今月にどこかの予備校に入学している。

 

これが現実。

 

小学生の親御さんも、

中学生の親御さんも、

 

ほとんどがこの事実を知らない。

 

ちなみに、

 

冒頭に登場した「53点」のMくん。

 

一通り中学英語の「基礎」を、

先日までに学習できた。

 

 

それで、

今日またテストをした。

 

同じレベルの別の問題で。

 

 

その結果は、

 

「81点」だった。

 

また明日から鍛え直して、

来週中には90点台にのせる予定。

 

 

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