「今回の成績表、お父さんに言った?」
「はい、言いました」
「それで、?」
予備校生のⅠくんとの対話。
Iくんは真面目な男の子で、
昨年不合格だった宮崎大学の、
医学部医学科を目指している。
昨年の共通テストの点数は697点。
これは「E判定」の点数である。
「集団授業の予備校に行くと埋もれますよ」
「私もそう思います」(Iくんの父)
こんな会話をしたのが最初の面談。
それが3月のことだ。
結局、
北斗塾予備校に来た生徒の中で、
国公立大学医学部医学科志望は、
今年はIくんだけ。(1名)
Iくんを合格させなければ、
今年度の医学部医学科合格者は、
自動的に「0」。((;'∀')
まあ、毎回こんな感じなのだが、
3月に予備校の話を聞きに来た、
生徒のほとんどが、
別の集団授業の予備校に行った。
理由はカンタン。
「たくさん医学部合格者がいるから」
この数字上のカラクリがわからない限り、
来年も多くの医学部志望者は、
集団授業の予備校に行くだろう。
さて、肝心のIくんの話だ。
で、その後どうなったのか。
第1回全統共テ模試(5月)
「D判定」
第2回全統共テ模試(8月)
「C判定」
第3回全統共テ模試(10月)
「B判定」
全統プレ共通テスト模試(11月)
「A判定」
で、お父さんの反応は、
「上がったんじゃね?」
だったらしい。
「いやどう見ても上がってるでしょ!」
(あくまでも私の心の中の声)
ちなみに、
宮崎大学医学部医学科は、
昨年度ベースで、
A判定 850点~
B判定 830点~
C判定 810点~
D判定 790点~
11月23日実施の、
全統プレ共通テスト模試。
この成績表が返却されたので、
集計した結果が以下だ。
なお、前々回の成績の点数も、
参考に掲載する。(比較用に)
※全部、北斗塾予備校生の正真正銘の結果。
( )内は昨年度の共通テストの点数
(401点~450点)
前回の平均点アップは、+20点
今回の平均点アップは、+130点
(451点~500点)
前回の平均点アップは、+81点
今回の平均点アップは、+177点
(501点~550点)
前回の平均点アップは、+43点
今回の平均点アップは、ー7点
※ここは失敗…
(551点~600点)
前回の平均点アップは、+109点
今回の平均点アップは、+110点
(601点~650点)
生徒がいない (+o+)
(651点~700点)
前回の平均点アップは、+149点
今回の平均点アップは、+155点
(701点~)
生徒がいない (+o+)


