今朝は午前9時から試験監督だ。
今日の模試名は、
「京大入試オープン」。
説明するまでもないが、
京都大学を受験する(かもしれない)生徒が、
受験する模擬試験である。
昨日は「東大入試オープン」を実施した。
2日連続で模擬試験実施である。
このオープン模試は、
大手予備校の河合塾のおかげで実施できるのだが、
「対外的に大々的な実施告知はだめです!」
といった河合塾からの〝縛り〟があるため、
実施告知の宣伝はできずに、
自塾の生徒のためだけにひっそりと実施。
昨日は1日に3件の面談があったために、
私が(東大オープン模試の)試験監督を、
することはできなかったのだが、
今日はスタッフが全員休みのため、
そもそも私しか試験監督がいない。
「(盆休みなのに)試験監督はつらいよ!」
と言いたいところだが、
この京大オープン模試。
塾生が受験している同時間帯に、
試験監督をしながら、
私自身が、
実際の問題を解いたり研究したりと、
やらなければいけないことがある。
どうせ後日に「それ」をしなければいけない。
だったら今日やった方がいい。
そう思って塾長としての仕事に取り組む。
(後日、必ず質問が出て指導しなければならない)
試験の中身を熟知しないまま、
後日(お盆明け)に、
適切な個別指導ができるわけがない。
実際的なことを言えば、
「問題を講師が解けるから指導できる」
というわけではない。
その生徒の学力と性格を把握したうえで、
指導の「最適化」を実現しなければならない。
単純に自分が生徒に向かって、
自分のペースで解説しても、
生徒が真に理解することは困難だ。
個別指導であっても「困難」なのだから、
集団授業でそれを実現することは、
当然だが、ほぼ不可能である。
ここがわからない親御さんの子どもは、
合格実績数が多い塾や予備校に、
「安心して入学・入塾する」。
結果は自ら体験してわかることになる。
ところで、
個別指導の中身だが、
①問題が解けたかどうか
②できていなければその原因の究明
③問題を解けるための学力の見積もり
④塾生の学力の確認
※塾生に1問ごとにヒアリングする
1.問題を見てどう感じたか
2.自信を失わないような声かけ
⑤その学力差の計測
⑥攻略用の適切な教材選定
⑦今後の学習の計画立案
⑧計画実行の確認
⑨できない問題の攻略法の伝授
⑩成果の確認
⑪次回のオープン模試への目標の決定
⑫新たな計画を立案して実行開始
⑬次回のオープン模試の受験
こういったプロセスになる予定。