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塾長の考え

塾長の考え(期末テスト)③

私は今、

10数年ぶりに小学生の指導に関わっている。

 

久しぶりに関わったことで、

以前はあたりまえに思っていたことで、

今ならば「えっ!?」と驚くべきことに、

あらためて気づくことができた。

 

それは何かというと、

 

小学生は意味を理解しなくても、

次から次へと暗記できるということだ。

 

私は今、50代の年齢である。

 

かつては、

 

「何でそんなに覚えているの!?」

「よく覚えているな~」

「記憶力いいね~」

 

などと言われることが多かった。

 

ところが今やどうかというと、

覚えたつもりになっていることを、

どんどん忘れるだけでなく、

知っていた人の名前すら、

「あれ、誰だっけ?」

となることが多くなった。

 

これが「老化」なのだろうか…。

 

そう思っていろいろ調べてみて、

勉強してみてわかったのだが、

この状態が正常だとわかった。

 

そして、

この状態を悪いことではなく、

活用することを意識していけば、

今まで以上に自分の長所を発揮できる、

そういうことができることがわかった。

 

なので今が実は私の全盛期である。

 

話を元に戻すと、

かつての私がやっていたように、

私の目の前の小学生たちは、

「意味が分からなくても」

驚くべきスピードで新出事項を暗記できる。

 

これこそが「THE 小学生」なのである。

 

自分が簡単にいろいろ暗記できることが、

あたりまえだったために、

(当時の塾生である)目の前の小学生たちが、

猛スピードで暗記できることを、

「あたりまえ」だと思っていたのだ。

 

19歳のときにアルバイト講師として、

当時雇われていた塾の教壇に立ち、

小中学生相手に集団授業をしていた私にとって、

現在にいたるまでの30年以上は、

間違いなく気がつかなかった事実である。

 

そして今は「次のこと」が理解できた。

 

それは…、

 

この事実によって起こせる奇跡と、

この事実がもたらしてしまう、

毒(poison)」である。

 

(続く)

-塾長の考え

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