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塾長の考え

塾長の考え(期末テスト)⑦

子どもに環境を用意する唯一の存在。

 

それが親である。

親の務めのひとつには教育がある。

 

親がする教育がもっとも大事であり、

それが子どもの基本となり土台になる。

考え方や生き方の。

 

次に、

子どもの学力向上のための、

勉強に関する「教育の環境」を選ぶ、

そういう大事な責任が親にはある。

 

例えば、

中学受験をする小学6年生の子ども。

 

ふつうに小学校の学習だけでは、

中学受験に合格できるような学力には、

まずならない。

 

そういう子がほとんど。

 

その常識を親御さんたちが、

知識として知っているかどうか。

 

ちなみに、

私の母親はその事実を知らなかった。

だから私も知らなかった。

 

もちろん父親も。

 

そして、

小6時の担任の先生も知らなかった。

 

当時の私の小学校の通信簿は、

国算社理に関してはオール5だった。

 

宅習に関しても毎日2時間やっていた。

小学4年生から6年生まで3年間ずっと。

 

漢字ドリルも計算ドリルも毎日していた。

 

学校の授業でわからないこともなかった。

 

授業中の発表も積極的にやった記憶がある。

テストはほとんど全部100点だった。

学級委員長も全校委員長もしていた。

ソフトボールではキャプテンをしていた。

ピッチャーで4番バッターだった。

 

身長は1番高くて、

生まれは4月だったから出席番号も1番。

 

今、こう書いてみてわかったのだが、

「これは…優等生じゃないか!」

 

書いていてそう思った(苦笑)。

客観的にそう思ったのは今回初めてだ。

 

今まで小学生時代の自分の状態を、

こんなふうに書いてみたことはなかった。

 

だから今まで気づかなかった。

 

書いてみると…優秀な生徒に見える…。

自分のことだから何も思ってこなかったが。

 

が、しかし、

そんな生徒でも簡単に中学受験で落ちた。

 

当時私は宮崎大学附属中学校を受験して、

見事に落ちたのだった。

 

それが現実。

 

(続く)

-塾長の考え

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