目の前にいる生徒(塾生)。
最初は見た目しかわからない。
コミュニケーションを重ねて、
ようやく、
わかってくることがある。
一言で言えば「性格」。
その「性格」とやらは、
奥が深いので完全理解は、
なかなか難しい。
性格とは、
①生まれ持ったもの(先天的)
②環境で身についたもの(後天的)
この2つの要素からできており、
①に関して言えば、
1.親から受け継いだもの(素質)
2.天から授かったもの(才能)
この2つに分別できる。
通常の学習塾がしていることは、
「テストに出るところの授業」
「質問に対しての受け答え」
どうしてもこれらがメイン。
そうなってしまう理由があるのだが、
それはまたの機会に説明する。
北斗塾がしていることは、
上記の内容以外にもあり、
「生徒を自立型にする」
ということ。(これがメイン)
ここが他塾との大きな違いだ。
4月以降に入塾してきた生徒と、
その前から在籍している塾生との、
目立っている「違い」は何か?
自立度の違いが大きい。
自立とは、
自主+自律+自制+自発+自活。
この5要素で成立するが、
これら「5つの玉」をどう磨くか。
これが北斗塾の指導。
その生徒への指導が、
根本的な指導かどうか。
そこにこだわっている。
医療用語で言えば、
「原因療法」とか「根治療法」。
北斗塾の自立型個別指導は、
これに該当する。
この言葉と対置される言葉に、
「対症療法」
(たいしょうりょうほう)
というものがある。
対症療法とは、
ある病気の患者を治療するとき、
その症状を軽減するための治療だ。
それに対して、
原因療法(根治療法)とは、
疾患の完全な治療を目指して、
その原因自体を取り除く治療だ。
短期的な結果を求めるならば、
「対症療法」がいいことが多い。
長期的な結果を求めるならば、
「原因療法」がよい。
わが子が指導を受けるとき、
どちらがいいだろうか?
親御さんは今一度、
このことを真剣に考えた方が、
良いのではないだろうか。
目先のテストが、
定期テストや課題テストであれば、
「範囲をとにかく3回繰り返せ!」
といった塾での指導でも、
それ相当の結果が出てくる。
(特に相手が中学生ならば)
そこで出てきた結果は、
1つの「成果物」なので、
否定はしない。
しかし、
それを年中繰り返しているだけ。
そういう塾が多いことも、
本当は知っておくべきではないか?
ちなみに、
対症療法には別名があって、
「姑息的療法」
と言うらしい。
(続く)