午前10時42分。
予備校生のⅠくんから、
「速報」という意味での連絡が、
あった。
宮崎大学医学部医学科に合格した。
なぜこの時期の「発表」かというと、
地域枠推薦の合格発表だからだ。
高卒生の枠なので定員は15名。
この中に入ったというわけだ。
この選抜方式は、
宮崎県長が実施する試験にのぞみ、
それに合格しておくことが1次合格。
次に、
大学入学共通テスト。
これを必ず受験して、
「高得点」を取ること。
それが2次の試験となり、
それで合格が決まるという制度だ。
発表が午前10時だったので、
「取り急ぎご報告です」
とⅠくんが切り出してきたが、
それにしては…、
すでに発表時から、
40分以上経過している。
ちょっと遅い気がしたが(笑)、
まあ何でもいい、受かれば。
「家族みんなで喜んでます」
ということらしい。
そう、「そこ」だよ。
「その瞬間」のために、
もっと大げさに言うと、
「その瞬間」のためだけに、
受験生の指導をするんだよ。
こういった合格の報告、
このときに私の脳裏には、
毎回ある同じイメージが浮かぶ。
それは何か。
それは入塾時の面談の光景だ。
これが色鮮やかに思い出される。
本当に昨日のことのように。
毎年恒例の「現象」なのだが、
やっぱり毎回起きるということを、
今回も体験できた。
それほどまでに最初の面談が、
私にとって、
印象に残るものなのか…。
その時に親御さんが言っていたこと。
私が約束したこと。
それらが「合格」という現実に、
「合格」という結末に、
結びついたことがすばらしい。
心からそう思う。
これで今年の予備校生の中で、
医学部医学科受験の生徒は、
終了。
なぜならⅠくん1人だけが、
医学部医学科志望だったから。
しかもわが地元宮崎の、
宮崎大学医学部医学科の受験。
本当によかった。
(宮崎県民を1人でも多く助けてね)
今年の高校3年生の塾生には、
熊本大学医学部医学科を、
受験する生徒が1人いるので、
あとは、
その塾生を合格させることが、
今の時点での北斗塾の使命だ。
負けるわけにはいかない。
ところで、
現高校2年生の場合は、
もうすでに複数人の候補者がいる。
国公立大学医学部医学科への進学を、
希望している塾生たちだ。
この生徒たちを、
来年度の試験で合格させる。
それが使命だ。
ほとんどの生徒が現在の判定は、
良くはない。
だが、
人間は成長する生き物である。
「教育」の力で、
「指導」の力で、
いかようにも成長できるのだ。
それを重点的に取り組める場所、
それが「塾」だ。


