今日は朝から面談が複数入っていた。
午前中の面談の終わりかけに、
スタッフから合図があった。
「Fくんが来ていますよ」
「え、そうなの!?」
今日ひとつ目の面談が終わって、
12時30分ころ。
休憩室に行ってみると、
そこにはFくんの元気な姿があった。
「お、久しぶり!」
「お久しぶりです!」
Fくんは優秀な塾生だった。
進学先は京都大学工学部。
「京大ってどんな感じ?」
そんな質問を始めに、
いろいろとたくさん質問攻めをした。
ひとつずつていねいに答えてくれるFくん。
その様子を見て嬉しかった。
大学生活を順調に過ごしているな、と。
いろいろ話をして最後に確認してみた。
「彼女はまだいないでしょ?」
「はい、いません」
「欲しいよね?(笑)」
「それは、もう(笑)」
同じクラスには5~6人しか女子がいないらしい。
それでは…厳しいなぁ(笑)。
サークル活動をしているとのことだが、
在籍女子率0%とのこと。
それは…最悪な状況だろ(笑)。
「で、どうすんの??(笑)」
「アルバイト先で見つけるしかありません!」
「たしかに(笑)」
そんなたわいもない会話をした。
今週末にいっしょにランチを食べに行くことを、
私から提案してFくんも快諾。
今から楽しみだ。
さて、お母さんの様子も聞いてみると、
これまた元気だということで嬉しかった。
お母さんの笑顔が目に浮かぶ。
昨年何回かあった、
楽しい(長い)面談の時を思い出す。
昨年の出来事ではあるけれども、
あの大変な日々をいっしょに通り抜けて、
今の彼があるし、今の私もある。
(今のお母さんもある!)
試練を乗り越えたその向こう側には、
確かな幸せが存在している。
そう実感した。