「働く目的」の2つ目。
それは「成長」。
つまり「(親である)自己の成長」。
成長は子どもの専売特許ではない。
親もどんどん成長する。
進歩発展向上は人類の目指すところだ。
人間は本能的に成長したいという欲求、
これを持っている。
親は仕事を通じて成長できる。
これは親であっても非常な喜びとなる。
人間なのだから当然。
以前はわからなかったこと、
それがわかるようになる。
以前はできなかったこと、
それができるようになる。
この喜びは大きい。
塾や予備校で指導をしていて、
いつも私は感じている。
それは、
生徒がわからなかったことがわかる。
生徒ができなかったことができる。
その瞬間を毎日見るたびに、
彼ら彼女らが喜んでいる、
そんな姿を見るたびに、
「この仕事してきて良かった」
達成感。
私にとっても、
それが仕事の原動力となっている。
親御さんたちもわが子の成長を見て、
同じように幸せな気持ちになるはず。
だから、
成長することは大事だし、
成長を評価することも同じく大事。
子どもの成長を見れたときには、
積極的に喜ぼう。
そしてその喜びを子どもに見せよう。
わが子と一緒に親も喜べばいい。
親の笑顔を見て、
嬉しく思わない子どもはいない。
この積み重ねで、
家庭はどんどん明るくなっていく。
(続く)