立命館大学に合格。
関西の有名私立大学だ。
12月の面談の時も、
1月の大学入学共通テスト、
この直後の面談でも、
「何とか立命館大に…合格できれば」
お父さんの願いは「立命館大学合格」、
そのことに集中していた。
生徒本人(予備校生のYちゃん)も、
先日意思確認をしたが、
「(私立の)前期試験が仮にダメでも、
後期試験まで頑張りたいです!絶対に」
どうしてもそこに受かりたい。
国公立大学ではなくて、
私立大学の立命館大学がいい、と。
時はさかのぼって、
11ヵ月ほど前のこと。
鹿児島からやってきたお父さんと娘。
お父さんは仕事の都合で宮崎に来た。
(単身赴任の予定)
だけれども、
娘が浪人することになったので、
「宮崎にある予備校を調べよう」
そういう経緯で調べた結果、
北斗塾予備校に話を聞きに来ることに。
そうやって、「縁」がつながって、
4月から予備校に入塾することになった。
父と娘の生活が「新天地」宮崎で始まった。
それから現在まで10ヵ月間以上。
あっという間に時は過ぎた。
どの予備校生も同じだが、
いや、
どの予備校生の親御さんも同じだが、
10ヵ月間もあれば、
それはそれは、いろんな目に合う。
主に、模試の結果だが。
これまた人生と同じ。
悩んだり苦しんだり、
思うようにいかないことが、
いろいろと起こる。
わが子の目の前に苦難が起きれば、
親御さんもわがことのように、
心配もすれば小言の1つも言いたくなる。
親御さんだってわが子と同じように辛いから。
いいことも当然あるだろうが、
修行中は楽しいことよりも、
悩んだり苦労することの方が多い。
だが、
その苦楽をともにするという1年間。
そうやって、
親子いっしょに、
ともに歩んでいくという経験、
その生々しい「共同体験」、
それが予備校生活(親子ともども)だ。
明るい未来を信じて「今」を生きる。
予備校生になるということは、
それを毎日やっていくということだ。
それは親御さんも同じだ。
また、
大学受験は子育ての集大成とも言える。
もちろん最高の終わり方は、
「(志望している)大学の合格」だ。
さて、
以下は原文のまま。
「立命館の方も2回受けて片方が
合格しました」
「スゴイじゃん!おめでとう!!」
「ありがとうございます」
「良かったね!」
「はい」
「受かったら週末猫に会いに行って
いいと言われたので」
「昼に一度帰ります」
「最後まで、それが
モチベーションか…(笑)」
「当然です」
「了解」
(私には今)
お父さんの安堵した顔が目に浮かぶ。


